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映画『火垂るの墓』に込められた想いとは?
先週(8月15日)の金曜ロードショー🎞️で、
約7年ぶりに『火垂るの墓』が放送されました。
皆さんはご覧になりましたか?
今年は終戦80年にあたる年なので、
久々に放送に踏み切ったのでしょうかね?
近年、あまり放送されなくなったのは、
内容が内容なだけに視聴率が取れないから…
だとか言われていますが、
この手の映画は、ずっと後世まで引き継がれる
べきものだと個人的には思っています。
映画『火垂るの墓』の原作は、野坂昭如氏の
短編小説がもとになって作られたものであることは、多くの人の知るところだと思います。
話の内容は、野坂氏の戦争体験がベースとなってはいるものの、小説の内容は現実とは大きく異なっていたようです。
野坂氏自身は清太のような妹想いの優しい兄では
なかったようで、この小説は、亡くなった妹さんへの贖罪が込められているようです。。。
また、映画『火垂るの墓』の内容については、
SNSで "清太は可哀想だ、よく頑張った" という
意見もあれば、"清太はクズだ" といった意見も
あったり…。
また、西宮のおばさんについても、"酷い、冷たい"
という意見もあれば、"おばさんが言っていたのは
極正論だ" という意見もあったりとさまざまです。
私も昔観た時は、ただただ清太と節子が可哀想で
西宮のおばさんは冷たすぎると思っていましたが、
今回、10年以上ぶりに観た時の感想としては、
おばさんの物言いは確かにキツ過ぎるけど、
家の手伝いも何もせずゴロゴロしている清太にも、
"ちょっと気が利かないなぁ…" という目を向けて
しまいました。
でもその後、以下の動画を観て、ハッとなった
自分がいます。
本映画の監督である高畑勲氏がこの映画に込めた
思いは、戦争経験者だけあって、かなり深いものが
あったようです。
👇
約4分の短い動画なので、ぜひご覧になって
みてください。
まさに戦争体験者の生の声です。
この動画はぜひ一人でも多くの人に観てもらいたいなと思いました。
以下、一部のみ貼り付けます。
西宮のおばさんについて、語っている部分。
👇
み、耳が痛いです😣
おばさんの言うことも分かる…と一瞬でも
思ってしまった私は、とても耳が痛かったです。
つまり、普段は善人である人でも、自分自身が
窮地に追い込まれると、善人を貫けず、他人に
辛く当たってしまう。
自分自身が辛い時に、他人に優しくできる人って
一体どれくらいいるでしょうか?
この映画が出来た当時、世間の多くの人は、
"清太と節子が可哀想"
"西宮のおばさんは最低"
こんな感想を持っていたようです。
しかしながら現在では、
西宮のおばさんを擁護する声が増えているように
思います。それと同時に、清太を非難する声も
以前より格段に増えました。
自己責任論なんてことが叫ばれるようになって以降、世の中の風潮はどんどんシビアなものになっているように思います。
高畑勲監督は、まさに今のような風潮が "当たり前"
になることを危惧していたのではないでしょうか?
また、社会から孤立してしまった二人に関しては、
以下のように述べています。
👇
これら高畑勲監督の発言は、まさに芯を食っている
としか言いようがありませんね。
コロナ禍で同調圧力に苦しんだ…という方は
結構多かったと思います。
"和を以て貴しとなす" 精神は、日本人の良いところでもあります。
でも、その一方で、大勢と違う意見を言うものを
排除する、いわゆる "出る杭は打たれる" を肯定するような空気感が蔓延しやすい国であるのも事実です。
高畑勲監督の発言は、現代を生きる私たちへの
警告に他なりませんね。
戦争経験者がどんどんいなくなっている昨今。
この先の未来が、清太や節子のような子どもを、温かく包み込んであげられる余裕のある社会となることを祈るばかりです。
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